アルバイトの学生、「DWE」と「しゃぶしゃぶ温野菜」店長を訴える

17日、「DWE Japan」の運営する飲食店「しゃぶしゃぶ温野菜」でアルバイトをしていた男子大学生が会社に対して訴訟を起こした、というニュースがありました。

大学生は会社に対して、慰謝料や未払い給与約800万円の支払いを求め、また、店長夫妻を殺人未遂で告訴するそうです。

会社側はこの支払いに応じるとのことです。

大学生は2014年5月に採用され、10月頃から長時間労働を求められ、2015年4月からは122日間連続の労働を強いられたとのことです。

また、その間、退職しようとしても脅され、大学の実習や試験を受けられず、希望のゼミにも入れなかったとのことです。
しかも、その脅し方は酷く、「殺すぞ」や「自殺してくれ」などは普通で、首を絞められたり包丁で肩を刺されたりでした。
そのアルバイトから逃れようとすると、「家行くからな」「殺してやるからな」という電話もありました。

店長夫妻の凶行は酷いものですが、実はその店長も半年以上にわたって休めていない状態だったそうです。

この店長がやってしまったことは人としてあるまじきことで、許されるものではありませんが、このようなことが起こってしまう労働環境をつくりだしてしまった上層部の人々にも大きな責任があるでしょう。

原因はいくつかありますが、それを書くと長くなってしまいますので、それはまた別の機会として、兎にも角にも、このようなことが起こらない、良い意味で充実した労働環境ができるように意識を変えていかなくてはなりませんね。

タグ：ブラック アルバイト 裁判