日本駐留の米軍、禁酒と行動制限を命ぜられる

6日、アメリカ海軍は、日本に駐留する全ての海軍軍人に、自宅含む基地内外での全面禁酒と基地の外における勤務時間外の行動制限をする命令を出した、というニュースがありました。

これは、度重なる問題、特に、最近あった沖縄在日米軍の事件に配慮しての命令だと思われます。

これまでの諸問題に飲酒と基地外での行動が関わっていたのは自明ですが、それは、犯罪を犯さない普通の米軍人も同じように行なっていたことです。

しかし、今回、再び、それも前回の深夜の飲酒を禁止する命令より厳しい命令が下されたということは、それだけ世論の反響が大きかったことと、米軍がそれを重くみたということでしょう。
もちろん、部隊内の規律を今一度正すという側面もあるものと思われます。

さらに、この高まった世論を収めるための行動とみることもできます。

今回に関して言えば、一時的にこのような制限を課すことはやむを得ないと思いますが、この命令がある間、米海軍人は勤務外どのように過ごすのでしょうか。

この命令でよりストレスがたまったりしないのか気になります。

犯罪は誰でも犯してしまう可能性があるもので、確実に取り締まることは困難です。

しかし、仕事とは言え、母国を離れた異国の地で四六時中拘束されるのは厳しいことだと思います。

事件が一切起きない状態になるのが一番良いのですが、それはなかなか難しいでしょう。

在日米軍に関しては色々な問題がありますが、実態として、米軍が日本に存在することは政治レベルにおいては有用なことです。

今米軍を追い出すことは現実的ではないけどトラブルがあるのも事実。

これは本当に難しい問題ですね。

この事件と命令を通して、トラブルが減ることを期待したいです。

タグ：米軍 禁酒 行動制限