カルピスから生まれた「C-23ガセリ菌」 [健康]
腸の調子が脳にも影響を与える、脳腸相関という考え方が出て久しいですが、その腸を整え、ストレスを緩和するとも言われているガセリ菌をご存知でしょうか?
カルピスのホームページで紹介されている、このガセリ菌は正式名称を「ラクトバチルス・ガセリCP2305株」といい、乳酸菌飲料「カルピス」の研究の過程で発見されました。
従来の乳酸菌のもつ腸内環境を整える作用に加え、ストレスを緩和する効果もあります。
その結果、腸から脳に対してのストレス軽減がなされ、ストレス由来の睡眠や腹痛といった不調が改善されることになります。
具体的なプロセスは、ガセリ菌が腸から脳にかける神経に作用し、その活動を活発化させ、脳がストレスホルモンの分泌を抑える指令を出すようになる、というものです。
さらに、それに加えて、脳から腸への自律神経の正常化も図られます。
乳酸菌は、腸内での定住性もあるため、高頻度で摂取する必要が必ずしもあるものではありません。
そんな通常の乳酸菌の効果+αを得られるガセリ菌、時々の摂取だけでも健康的な生活の役に立ちそうですね。
この機会に、日々の食生活に乳酸菌入りのものを加えるのも良いかもしれません。
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