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「JY22」=目黒駅、JR東日本駅ナンバリング開始 [雑感]




JR東日本は、かねてより検討していた駅ナンバリングを20日から開始しました。

一番最初の駅名交換作業は、19日〜20日の深夜に目黒駅「JY22」で行われました。

JR東日本が行う駅ナンバリングとは、路線を表すアルファベットにナンバーを組み合わせ、路線ごとに駅名を「XX01」という表記で表すことです。

首都圏16路線、276駅が対象となり、山手線が「JY」、総武各停が「JB」、総武横須賀線が「JO」、中央線が「JC」などとなります。

また、駅ナンバーは総武横須賀線の東京駅が「JO19」、中央線の東京駅が「JC01」となるなど、ホームごとに駅のナンバーが異なる形式となります。

さらに、主要乗り換え駅は、東京駅「TYO」といったようにアルファベット3文字でも表されます。

これに加え、駅名には、現在の英語表記に加え、中国語・韓国語が加えられるとのことです。

JR東日本が駅ナンバリングの導入を決めた理由は、東京オリンピック・パラリンピック2020による今後の外国人観光客の増加に備えるためです。

現在、日本を訪れる外国人観光客は増加傾向にあり、日本に不慣れな人々は、電車移動が上手くできない可能性があります。
特に、首都圏の鉄道は、海外との窓口である羽田空港や成田空港とつながっている上、路線自体が複雑です。
日本人でも慣れてないと迷うようななか、外国の方はもっと大変でしょう。

それを少しでも解消するために、駅名を日本語ではなく記号で表し、不慣れな人でも分かるようにしようとしたのです。

もちろん、これまでのように日本語表記の駅名もあるため、私たちはいつも通りに利用可能で、外国人観光客は、たとえ日本語が分からなくても、駅ナンバリングさえ把握できれば電車での移動がスムーズにできます。

しかしながら、この時勢に英語の他に中国語や韓国語を導入することに対して批判もあります。
批判には、景観が乱れる、せっかくナンバリングするのに、わざわざ表記を増やして見にくくしている、などが挙がっています。

私自身としては、外国の方が最も苦労しているのは駅構内での移動だと思われるのですが、それも考慮した改善を行っていくのか気になります。

また、首都圏の鉄道のピーク時の乗車率は余裕で100%を超えてしまうのですが、それの解消も行わないと観光客の増加には耐えられないと思われます。

首都圏の鉄道は、現状、通勤・通学に必要不可欠なものとなっています。
そしてそれが朝と夕方・夜の混雑を作り出し、多くのトラブルをも作り出してしまっています。

観光客にその混雑する時間を避けて電車を利用してと言うのは無理がありますし、混雑の前知識があったとしてもその予想以上の状態になることと思われます。
大荷物を伴う移動も難しいですし、せっかく観光に来たのにそんなストレスフルな電車はかわいそうです。

そのようなわけで、駅ナンバリングも良いですが、混雑解消とターミナル駅での乗り換えの簡易化こそ進めてほしいことですね。



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