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脳の健康に関する生活・行動のポイント [健康]




前回に引き続き、脳に関するお話です。

今度は、脳の健康に良い活動を、生活や行動の観点から見てみます。

そのポイントは以下の4つとなります。

①少し疲れるくらいの運動を生活に取り入れる。

運動を継続している人の脳の容積は大きいといわれています。
また、思考能力や記憶能力の衰えも少なく、うつ病や認知症の予防にも効果があるとされています。

適切な運動は血行の促進と血管の強化に役立ちます。
また、体を動かすことで、その命令を出す神経の衰退を抑え、脳機能の成長の助けともなります。

ただし、運動ならなんでも良いわけではなく、頭に衝撃を受ける可能性のあるものや体に大きな負荷がかかるものは悪影響が出るかもしれないため、避けた方が良いでしょう。

また、運動習慣が与える脳への良い効果は若いときほど高いため、なるべく早い段階から運動する習慣を取り入れる方が良いです。

さらに、脳には可塑性(脳を作り変える機能)があるため、多種多様なことに取り組み、脳の神経回路を充実させるのも脳の衰えを防ぐのには良いでしょう。

②瞑想をする。

瞑想は大脳皮質の一部の容積を増加させる効果があります。

また、恐怖心や不安感に関わる扁桃体の活動や、脳が休息状態のときに各領域との同調を図るデフォルト・モード・ネットワークの活動を抑え、脳のなかで違う領域同士を繋いでいる白質路に影響を与え、集中力アップにも貢献するとされています。

心理的にも効果がある瞑想ですが、これは脳にとっての休息の時間ではなく、活性化の時間でもあるといえます。

③頭を使わないとできない程度の学習・知的活動を生活に取り入れる。

クロスワードやパズル、計算といった活動は、脳の認知機能の維持に役立つとされています。

このような、少なくとも簡単ではない、学習や知的活動は、脳の認知機能の成長に役立ち、衰え以上に活力を与えてくれます。

④十分な睡眠を取る

良質な睡眠が脳と体、心の健康のために最も大切なことは周知の事実です。

脳は睡眠中に記憶を整理し、認知機能をリフレッシュします。

逆に、少しでも睡眠不足が起こると、たちまち脳の認知機能の低下を招きます。
しかも、睡眠不足初期の認知機能の低下は自覚できません。

さらに、一度睡眠不足に陥ってしまうと、それを解消し、再び正常な睡眠ができるまでに長い期間がかかってしまう可能性があります。

初期の睡眠不足は気づかない場合が多く、睡眠が足りてないという自覚がないまま睡眠不足が継続してしまう可能性もありますから、きちんとした自己管理が必要です。

以上が、脳の健康を維持するために必要な生活上のポイントです。

毎日を健康的に過ごすためにポイントを抑えた生活ができると良いですね。



タグ: 生活 健康
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