トマトが集団自衛 [学問]
赤くて酸味の強いトマト、身の回りの様々な料理に使われていますね。
日本では赤茄子などとも呼ばれていたそうです。
植物には葉が損傷するとその部位から香り成分を放出します。
これに同種の植物がさらされると自己防衛力が高まるそうです。
トマトの場合ですと、葉が損傷し香りが放出され、別のトマトが香りのアルコール成分を取り込み、葉の糖と結合させ、毒性のある物質にして葉に蓄積します。
その結果、葉を食べる害虫を退治することが可能となります。
トマト含めこのような機能をもつ植物は、集団で自生する環境では群れのように全体で対処するのですね。
自然界ではまさに身を削る戦いが繰り広げられているのですね。
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