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コンタクトレンズにカメラ [雑感]




グーグルがカメラを搭載したコンタクトレンズの特許を取得したという記事を目にしました。

グーグルグラスといい、これといい、ほんの数年前からは考えられないですね。
さすが日進月歩の世界です。

グーグルグラスの時も問題になっていましたが、カメラの搭載は倫理的側面からの注目点の1つのようですね。
カメラがあるということはその画面に映っているものは記録される可能性があります。
ましてやカメラが小型ならそれだけ狭く小さい場所での使用が可能となります。
もしカメラ付コンタクトレンズが実用化されたとすると、これは、人が身に着けられる中でもっとも携帯性の高く、利便性の高いものとなるのではないでしょうか。

さて、カメラとは切ってもきれない問題としていわゆるプライバシーの問題があります。

カメラの機能は撮影すること、それは、物事や事象を画像で記録するという価値を提供するというです。
その機能自体はとても優れたものです。
しかし、それはときとして問題を起こすこともあります。

でもここで注目してほしいのはカメラに問題があるのではなく、それを使う人に問題があるということです。
カメラ自体はいつもと変わらぬ価値を提供しているだけです。

人の使い方、それこそが問題の元凶なのです。

現代の社会において、人が、社会が、自ら生み出している技術に追いついていません。
今の技術に見合うぐらい人と社会の両方が成熟すること、それが先端技術を生み出す際に考慮しなければならない、いわば代償のようなものなのではないでしょうか。
そして、過去から現在までそれを怠ってきた結果が種々のトラブルの生みの親かもしれません。
と、これは理想論ですね。

現実的な対応としては、
・カメラには例外なく現在の所有者が誰か登録しないといけないようにする。
・所持登録をしないとカメラが機能しないようにする。
・撮影時には第三者からみて確実に撮影していると分かる機能の搭載を、撮影能力があるものには例外なく必須にする。
・カメラの免許制。
・カメラにはGPSなど、カメラの所在や使用が記録される機能を搭載する。
・倫理的側面を高めるために、講習などを開催し、受講を必須にする。
・撮影に関する法律の整備。
などですね。
かなり厳しめですが、今回は規制を軸にしているためです。

ただ、これだと普通に使用する人々にとっては大いに不満が出るものでしょう。
そこで、使用を制限、または、管理される者の対象として、ここに前科がある人という条件や講習を受けてない人という条件などを付加すれば、少しはハードルが下がり、多少は快適になるのではないでしょうか。

色々と書きましたが、いずれにしろ、こういう問題では扱う物に応じた一人一人の心のありようが大切だということがいえるのでしょうね。



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