風船の城 ~水口岡山城~ [雑感]
17日、滋賀県甲賀市水口長の古城山に戦国時代末期に築かれたとされる水口岡山城が高さ11mのバルーンで再現されました。
バルーンは20日まで展示されるそうです。
水口岡山城の会HPより
昼間の水口岡山城
夜にはライトアップもされるそうです。
バルーンだけあって丸みがあり、どこかかわいいお城ですね。
このお城は1585年に豊臣秀吉に仕えていた大名、中村一氏が、秀吉の命により甲賀群支配の拠点として築いたものです。
その後の1595年には長束正家が入城しました。
そして、関ヶ原の戦いでは豊臣側として参戦しましたが、敗走、籠城後攻められ降伏し、開城しました。
できてからわずか15年での廃城となりました。
このお城は平山城で、石垣や竪堀などで防備を高めていました。
またその城下町は交通の要としても機能していたようです。
現在は一部の遺構が残っている程度で、当時の詳しい姿は分かりませんが、その土地にはかつて城があったことを思い起こさせる要素が数多くあります。
古きものをみて思いをはせる、このような楽しみ方も一興かもしれませんね。
参照:http://okayamajyo.com/
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