ビールの苦味成分にアルツハイマー病予防効果 [健康]
みなさんはよくビールを飲んだりしますか?
私は、嫌いではありませんが、あまり飲まないです。
飲み会などでも、最初の一杯だけビールで後はほかのお酒を飲んだりすることが多いですね。
しかし、ビールが好きな方は結構いるようで、以前働いていたところの上司や同僚も、帰り際缶ビールを買ったりと、ビール好きが多かったように思います。
夏、ソラマチで行われたビールフェスはすごい盛況だったようですしね。
最近は市販のビールの種類もだいぶ増えてきて、外国のクラフトビールを見る機会も増えたように思います。
今でこそ、税金の関係で下火と言われているビール類ですが、この度、そのビールに含まれているホップ由来の苦味成分にアルツハイマー病の予防効果があることが分かったそうです。
これは飲料メーカーのキリンと東大、学習院の共同研究チームにより判明しました。
実験では、苦味成分である「イソα酸」が脳内の免疫細胞「ミクログリア」を活性化させ、アルツハイマー病の原因とされるタンパク質「アミロイドβ」を減らすことが分かったそうです。
また、認知機能の向上も確認されたということです。
日本の認知症の約7割はアルツハイマーと言われています。
ひと昔前は原因も分からず、直すことも難しかったこの病気も、種々の仮説・因果関係などによりメカニズムは少しずつ解明されています。
まだ直すことは難しいですが、きちんとした治療法ができる可能性は、以前よりずっと高まっています。
文科省によると、2030年までには進行を阻止することが可能になるともされています。
新しく、予防に有用なものが分かったということで、アルツハイマー病を防ぐことへまた一歩進んだこととなりました。
ちなみに、ビールにアルツハイマー病の予防に有用なものが含まれているからといって、過度の摂取はやめましょう。
ビールの場合、1日350ml以内が許容量です。
飲み過ぎは脳や身体へ重大なダメージを与える原因となります。
過度の飲酒は脳の萎縮を引き起こし、認知機能の低下、運動能力の低下などの症状があらわれます。
本末転倒とならないようにしましょう。
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