JAF調査、違反車両がほとんどなことが明らかに [ニュース]
信号のない横断歩道、もし、渡りたそうな歩行者がいたら止まりますか?
止まった方は正解です。
止まらなかった方、道交法違反で3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金です。
文章だけ見れば、止まったほうがよさそうなのは明白ですね。
しかしながら、現実をみると、止まらない車が9割だそうです。
26日、JAF(日本自動車連盟)は、全国で行った自動車の運転に関する調査の結果を公表しました。
調査は、8月15日〜9月1日の期間、47都道府県を対象に、全国94ヶ所で実施されました。
調査では、片側1車線の道路上の信号のない横断歩道が使用され、平日の10:00〜16:00の間JAFの職員が横断しようとしたとき、どれぐらいの車が止まるかが記録されました。
その結果、通過した自動車1万26台のうち、止まった車は757台で、全体の7.6%にとどまりました。
また、調査地94ヶ所のうち、48ヶ所では、止まった車の割合が5%未満でした。
この結果を受けて、JAFは「教習時に習ったのを忘れてしまう」「道交法違反の認識がない」として「キャンペーンなどを通して啓発活動を行っていきたい」としました。
法律上、車は歩行者の進行を妨げてはならないこととなっています。
実際、人対車の事故において、横断歩道は事故が起こりやすいところと言われています。
車の信号無視や不注意だったり、歩行者の不注意だったりで事故は起きますが、いずれにしろ、事故の責任は車の方に大きくのしかかってきます。
この間も、駐車場にてアクセルとブレーキの踏み間違えで他の車に追突した事故や、建物に突っ込んだ事故がありました。
また、私の住んでいる地域でもひき逃げがあり、警察が捜査しています。
一瞬の注意の有無が、一生を分けることがあります。
運転する人は誰でも、走る凶器を動かす者という自覚を持って、今一度、運転することに対して襟を正していく必要がありますね。
特に、日々よく運転し、車に慣れていると思い込んでる方、先日のタクシーの事故の二の舞いにならないよう、要注意ですよ。
教習のときの運転を思い出し、セカセカしない、基本に忠実で、事故を誘発しない、譲り合いのある運転を心がけましょう。
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