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サッポロビールの「極ZERO」販売中止 [ニュース]



サッポロビールが、同社の商品の「極ZERO」が「第3のビール」ではないと国税庁から指摘を受けたことをうけ、同商品を「発泡酒」として7月15日に再販売するというニュースがありました。

これにより税率の適用区分が変更され、116億円の追加納付が必要になる可能性があり、また、価格も上がるため、売上が落ち込む可能性もあるということです。

製法について指摘を受けたとのことですが、ビール会社が指摘で販売を止めるのは珍しいことだそうです。
実は本当にビールと同等のものをつくっていたのでしょうか。
売れていた商品ということもあり、今後の対応が大切になってきそうです。

●極ZERO
・2013年6月発売。
・2013年12月末までに358万ケース(大瓶7160万本分)を販売。
・350ml缶で1つ140円。

●第3のビール
・ビール風味の発砲アルコール飲料、通称新ジャンル。
・原料は麦芽以外。→法律上の分類は「その他の醸造酒(発泡性)①」となる。
・別のアルコール飲料を混ぜてある。→法律上の分類は「リキュール(発泡性)①」となる。
・税率・・・80円/1L

●発泡酒
・ビール風アルコール飲料。
・原料は麦芽または麦で水を除いた原料全体の3分の2未満。
・税率(含まれる麦芽の割合によって税率が変わる。)
1%~24%・・・134円/1L※アルコール度数10度未満←主流
25%~49%・・・178円/1L※アルコール度数10度未満
50%~67%・・・220円/1L※ビールと同じ。


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